2016年3月12日土曜日

Z5と別れてS6 edgeを迎えた訳

日記を書くのは久し振りです。空乃です。
去年冬に購入したXperiaZ5 を手放しました。


購入当時、Z3や、愛用していたNexus5に比べてカメラの画質の良さに非常に満足していましたし、再び国産のスマホを主回線で使える事に誇りも持っていました。

ただ、長く使ううちに周知の弱点がかなり目立ってきました。最終的に手放すに至った経緯は以下の通り。

問題点。

①動作のもたつきが目立つ
Android 5.0のZ3と比べてもアニメーションのフレームレートが低かったりアプリの起動でもたつく事も多かったりと、最新機種らしからぬ挙動が多い。

②手になじまない。
全体的に角ばっている上に滑りを防止する為の溝のせいで感触が良くない。また、指紋認証&電源ボタンがストロークが浅すぎて押しづらい。

③電池が持たない
Z3に比べても明らかに持たない。これはきっとsnapdragon810の呪い。

④カメラの起動が遅すぎる
綺麗でかつオートフォーカスが非常に早い反面、起動が遅すぎる。これは多数上がっているレビュー通り。SONYらしからぬ仕様。

持ちにくさ、普段の使用や写真を撮る時のもたつき。特にこの2点がZ5を売ることになった決め手です。

逆に、動作が軽快で持ちやすく、カメラが綺麗な機種なら良かったのです。
では、選んだ端末が長く検討してきたNexus5XではなくGALAXY S6 edgeだった理由。

まず、元々Nexus5Xを選ぼうとしていた理由は単純にNexus5の後継機だから。それが「カメラの画質がよくなったNexus5」なら良かったのです。それが欲しかった。

ところが、発売されたNexus5Xは光学手ブレ補正がなくなり、ワイヤレス給電のQiにも非対応、かつUSBは最新規格で対応製品の少ないtype-C。そして高い。
防水もSDも非対応のなかで満足してNexus5を使っていたのはそれらを便利に使用していたから。それすら失われてしまい、選ぶ理由はカメラとブランドのみになってしまいました。

そこで候補に上がったのがGALAXY S6 edge。


気付くのが遅かったのだけれど、S6はAndroid 5.0の海外端末。Qi対応であり、MicroBであり、動作は定評がある。ただし防水SD非対応。と言ってもこれはNexus5と同じスペック。その上で以下の二つ。

①カメラの画質はZ5と肉薄。
イン/アウトカメラ共に開放F1.9。明るく、かつ素のAndroidのNexus5Xカメラより多機能。
アウトカメラはZ5の方が綺麗だけれど、すぐに簡単に撮れる事のメリットで勝てる程度にクオリティは高い。そしてインカメラはZ5以上。
評価は既にされているので以下記事などを参照。

スマートフォンインカメラの画質比較、最も「キレイ」と評価を得た端末はGalaxy S6 edge
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1470.html
(MMD様記事)

プロカメラマンが試す「Galaxy S6 edge」カメラの実力
https://www.goodspress.jp/pr/18256/
(GoodsPress様記事)

②auのVoLTE SIMが使える。
これはNexusシリーズに叶わない夢。主回線のauのVoLTE回線はあと1年半は3000円台で維持出来る。
かつ今後mineoのVoLTE SIMで使える事を考えれば強力なメリットである。使えないのならau回線は解約か休止以外の選択肢はないけれど、使えるのであればそれ以上の自由が効く。

まとめれば、S6 edgeはNexus5から機能を削らず、カメラを高画質に、そしてau VoLTE対応にしたほぼ望み通りの機種という訳。発表済みのS7は非常に魅力的だけれど、金額的にも今はこれでいい。


液晶保護フィルムも貼れない機種なので、純正のクリアカバーで全面防御。
暫くお世話になります。

買い取り価格は4.5万円。中古のほぼ上限額でした。
Z5の購入額は3.5万円、S6の購入額は3.7万円なので、8000円ほど得してます。

Z5を売りに出す為に一時的にZ3に戻していましたが、本当にいい機種です。
Z5とは別れますが、Z3はこのままS6と併用で愛用します。願いはZ3のまま、カメラの画質だけ上げて欲しかった。でも、なかなかそういうシンプルな願いって叶わないものですね。


XperiaXシリーズのどれかで、また主回線としてXperiaに戻れますように。

国産スマホ頑張れ。